UR賃貸住宅とは、昔の呼び名で言う「公団」です。
公団が登場した当時は、国民はみなそのモダンで先進的な生活スタイルにあこがれ、公団に住むことがステイタスでした。
半世紀を過ぎ、一時期は老朽化や古い体質に縛られて時代に取り残されましたが、組織の改編などにより様々な施策が打ち出され、今また時代に追いつき、そして日本の住宅環境の向上を牽引しています。
その根底にある使命「国民の生活向上」を旗印に、「お洒落」「便利」「安い」に加えて今の日本に必要な「安心」で「心ゆたか」で「顔が見える」生活を提供しています。
UR賃貸住宅とは
独立行政法人都市再生機構が運営する、国内で最大規模の公共賃貸住宅です。
全国で約75万戸あり、そのスケールメリットを活かした広大な敷地や駅近などの好立地の確保、充実した管理体制が特長です。また老朽化した住宅のリノベーションや建て替えなども積極的に行い、良質な住宅を提供しています。
特に公共賃貸住宅ならではのメリットとして、礼金・仲介手数料ほか余分な費用が要らないことおよび、新婚世帯・子育て世帯・若年世帯・高齢世帯など様々な世帯に向けて更に家賃が割安になる独自制度などを設けています。
近年では無印良品とのコラボレーションなど様々な施策も進めており、他のマンションオーナーの手本とされることも多い、日本国内の住宅環境の向上に大きく寄与している公共賃貸住宅です。
URの歴史と社会的役割
UR賃貸住宅は、古くは「公団」と呼ばれていた、国内に良質な住宅を提供することを目的として非営利で運営されている、国内で最大規模の公共賃貸住宅です。
日本国内で一番最初に建設されたのは昭和31年の吹田市千里山団地でした。
それを皮切りに大規模な団地から超高層タワーに至るまで様々な住宅を供給し、現在では北海道から九州まで全国で約75万戸を管理する「世界最大の大家」とも言われています。
運営団体の都市再生機構の前進は、1955年7月25日に「日本住宅公団」として設立されました。
当時の日本では、大都市では急速な人口増加により住宅が不足しており、民間のデベロッパーによる住宅の建設もさかんでしたが、概して利益優先の乱開発になってしまい土地の虫食い現象や環境破壊などの問題が起こっていました。
そのような時代背景の中で公団は行政の支援を受けて地域全体の開発を広範に行い、近代的で良質なマンションを大量に供給したことで、国民に生活環境と文化面の向上など大きな役割を果たしました。
その後、法律の変更等に伴い1981年10月1日に「住宅・都市整備公団」、1999年10月1日に「都市基盤整備公団」、2004年7月に「都市再生機構」と事業の承継や改組を経て現在に至ります。
URには「独立行政法人都市再生機構法」と言う法律が制定されており、その中でURの目的も定義されています。
第三条 独立行政法人都市再生機構(以下「機構」という。)は、機能的な都市活動及び豊かな都市生活を営む基盤の整備が社会経済情勢の変化に対応して十分に行われていない大都市及び地域社会の中心となる都市において、市街地の整備改善及び賃貸住宅の供給の支援に関する業務を行うことにより、社会経済情勢の変化に対応した都市機能の高度化及び居住環境の向上を通じてこれらの都市の再生を図るとともに、都市基盤整備公団(以下「都市公団」という。)から承継した賃貸住宅等の管理等に関する業務を行うことにより、良好な居住環境を備えた賃貸住宅の安定的な確保を図り、もって都市の健全な発展と国民生活の安定向上に寄与することを目的とする。
独立行政法人の性質として、公共的な性格を有し、利益の獲得を目的としていません。
「良好な居住環境を備えた賃貸住宅の安定的な確保」「国民生活の安定向上に寄与する」等の目的に沿って、老朽化した建物の建て替えやリノベーションなどを行い住宅の質を向上し、また若年世帯、新婚世帯、子育て世帯等に対しての家賃割引制度などの様々な支援も行っています。
団地の特徴
- 眺め日当たり◎
- 敷地が広いから眺め日当たりもバッチリ。気持ちの良い一日を過ごせます。
- 都会のオアシス
- 敷地内には緑がたくさん。道路からも離れて別世界の穏やかさです。
- 子育てにも安心
- 団地内には同世代も多く安心です。敷地内に公園などもある団地もあります。
- ほど良い距離感
- ご近所に干渉はしないけど顔は知っている。そんなほど良い安心と距離感があります。
- 見守りあう安全
- 団地内には人の目があるから治安も◎。URは入居時に審査もありダブルで安心。
- 嬉しいいプラスα
- 集会所でフリマ、グラウンドでサッカー、お花見スポットにジョギングコース。暮らしを彩るプラスαがいっぱい。